個人情報漏洩に起因した事件が、社会において頻発する中、個人情報の主たる格納場所が、データベースであるにも関わらず、データベース、セキュリティ、それぞれの分野を包括した、もしくは双方の技術の橋渡しできる知識に精通した専門家がいないのが現状です。
その為、「データベース・セキュリティ」の分野における高度なセキュリティに関わるスタンダードな技術・手法の確立を図っていくことは、高度情報通信ネットワーク社会の中で、安心・安全な利用環境を維持したシステムを構築・運用していく上で急務であると考えます。
このような背景から、広く社会に「データベース・セキュリティ」の普及促進を図っていく為、ユーザーを専門家が支援、補完する形での受け皿の枠組みが必要と考え、ユーザー、システムインテグレーターを中心に、データベースベンダー、セキュリティベンダーが参加した、任意団体として「データベース・セキュリティ・コンソーシアム」を設立するものです。
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